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加圧トレーニングとケトジェニックを組み合わせる事で生まれるメリットとは?

古くから糖尿病食として活躍してきた、なじみの深い「カロリー制限ダイエット法」は多くの人々が一度はチャレンジした事があるのではないでしょうか。しかし失敗につぐ失敗を重ね、痩せてはリバウンドを繰り返した結果、バームクウヘンのよう脂肪層ができてしまうとか、しまわないとか…。そんなツライ経験者達に、俄然、注目の集まった最先端のダイエット法とは?それが話題のケトジェニックダイエットなのです。

ケトジェニックとカロリー制限ダイエットとの違い

どちらのダイエット法も、健康体を目指す或いは維持するという目的に変わりはないのですが、その方法が大幅に異なります。

まずカロリー制限ダイエットは、食事全体の量を減らす事でカロリー制限を行うため、胃が少食に慣れるまでは精神的にも胃袋的にもツライと感じる事が多いようです。ダイエットと言えば「カロリー制限」というほどに馴染みのある一般的なダイエット法でしたが、このツラさに耐えきれず失敗する人が続出したのも事実です。しかも計算が非常に面倒くさいという難点もあります。更に元の食事に戻すとリバウンドが始まり、あっと言う間に元通り、という事態になった人も少なくないハズです。

とはいえ、多くの糖尿病患者、成人病患者を救ってきた事もまた事実であり、研究が進み「実はカロリー制限でケトン体は増加する」という事もわかって来ました。ケトン体とは、後のケトジェニックで出て来るダイエットに優れたエネルギー源の事です。

では、そのケトン体を生成して行うダイエットとは、どの様なものなのでしょう。そもそも「ケトジェニック」とは「ケトン体生成の」という意味だそうです。ですから「ケトン体を生み出す食事」という事で、ケトジェニックダイエットと呼ばれている訳です。そしてよく聞く「ケトーシス」というのは、脂肪が体のエネルギー源の中心となっている状態の事を言います。つまり、このケトーシスの状態を作り出す事で脂肪をドンドン燃焼させ痩せて行くという寸法です。

通常、人は糖質から生成したブドウ糖をエネルギー源にしており、そのブドウ糖を使い果たした時にやっと代わりのエネルギー源として使用されるのがケトン体です。脂肪からケトン体を作り、新たなエネルギー源とする訳です。ですから、糖質制限をすれば自らの脂肪を使ってエネルギーを作ってくれるため、脂肪が減って行くという事になります。この考え方がケトジェニックダイエットの基本です。

このダイエット法の特徴は「カロリー制限なし」「お肉は腹イッパイ食べてよし」「その代わりに糖質制限をする」という3つになりましょう。また、カロリー制限ダイエットよりも早くに結果がでる、という事も特徴の一つかもしれません。それに加え空腹感もなく行えるので、今やダイエットの主流に躍り出てきた感があります。

ただし、元は身体本来の機能を目覚めさせる機能性医学に基づいて、医師が考案した健康のための「食事法」ですので、うろ覚えの自己流や正しい方法で行われない場合には危険が伴います。

例えば、完全に糖質を断ってしまうと筋肉が衰えてしまうので1日に20g程度の糖質を取る事は厳守する、というような事です。ただ、これも個人差があり、人はみな一律ではないので専門家と相談する事が望ましいと言えます。また、腎機能、肝機能、糖尿病、尿酸値が高めの人は必ず医者に相談しながら行う事が必要だそうです。

どのダイエット法にも一長一短があります。ですから自分に適しているものを探し、選択する事が成功への近道なのだと思います。

ケトジェニックダイエットのメリットデメリット

ケトジェニックダイエットのメリットは沢山ありますが、中でも「体脂肪の減少」「糖尿病のリスクが低下する」「健康長寿」「アンチエイジング」という所が大きく言われています。加えて血糖値が上がりにくくなり、その結果として血管の負担が減るという「動脈硬化への抑制」も利点として高く評価される所でしょう。

ただ一般の関心が一番高いのは、やはり脂肪を減らすダイエットという側面だと思います。ダイエットとしての利点は前述しましたように、全体の食事量を減らす手法と違い「糖質」への狙い撃ちになりますので、人によっては「満腹感を得ながらやせられる」事でストレスを溜める事なく実行できると言えます。つまり、食べながら脂肪燃焼しやすい身体へ作りかえて行けるという事です。例えばカロリー制限があると、大好物の肉も2口3口しか口に入れられない事になりますが、ケトジェニックダイエットでは肉は満足するまで食べられるという違いがあります。野菜にしても100g中10g以下なら糖質カウントしなくて良いそうですので、ほとんどの葉物野菜は糖質0とみなされる訳です。

中には肉や魚が苦手という人もいるでしょうが、その場合は卵や大豆製品を中心にタンパク質を取り入れれば問題はないと言います。しかも安定期に入れば、総摂取カロリーの10%から15%程度は糖質を取っても問題ナシだそうです。例えば総摂取カロリーが2000カロリーなら、その10%で200カロリー、グラムに直すと50gは糖質OKという事になります。これは嬉しい限りでしょう。因みにジャガイモ約1個分が糖質20g相当です。安定期を目指して頑張る励みになりますね。

これも安定期に入ってからの話ですが「今日はチョッと多めに糖質を取ってしまった」という場合には、食後にMCTオイル(ココナッツオイルの製品化されたもの)やカフェイン、αリポ酸を多めに摂取するとケトーシス状態を大きく損なう事はまずない、と経験者は裏技を披露しています。こういった事から、安定期に入ってからのケトジェニックダイエットは、更に続けやすいダイエットになって行くように思われます。

しかし日本人の愛する国民食「ラーメン」「カレーライス」「うどん」といった食品などが大きく制限されるのは、人によって非常につらいのも事実でしょう。炭水化物は極力食べない、というのがルールと言って過言ではないダイエットですので…。しかも炭水化物には食物繊維が含まれていますので、便秘しないためには、せっせとたくさんの野菜を摂らなくてはいけません。また、タンパク質の摂取が足りないと、筋肉分解や毛髪が抜けるなどのケースもあるようです。

個人差はありますがケトーシス状態に入るまでに3~4日は掛かるそうで、それまでに腸内環境が悪化する事もあり、始めから突っ走るのは得策ではありません。無理はせずに、徐々に慣らす事が大切です。また食事の間隔を空け過ぎるのは、体がエネルギー不足を認識し、筋肉を分解してエネルギーにしてしまうため注意が必要となります。他にも細かい注意点が様々あり、正しい方法で実施する事がリスク回避には重要です。

本来、体に必要な3大栄養素の内「炭水化物」を大幅に抜いてしまうのですから体のバランスを崩す事もあり、交感神経や副交感神経にリスクを与える危険性もある事を念頭に入れ、治療が目的の場合はもちろんの事、ダイエットに於いても医者や専門知識を有する者のもとで行うよう心掛けて頂ければと思います。

加圧トレーニングと組み合わせるメリット

ダイエットのみで痩せると、どうしても筋肉がダボついて残念な体型になってしまいがちです。そこで運動も併用し、引き締まったボディとメリハリのあるボディラインを作りたいとの希望から、加圧トレーニングと併用する事が多くなっているようです。

サッカーの日本代表選手がケトジェニックをスポーツに適用してから、体脂肪率を下げるという事で非常に有名になりましたが、スポーツ選手に限らず一般人でも日常生活でメラメラと脂肪が燃焼するケトーシス状態になれたら、加えてトレーニングをする事で更に効果は上がり、体脂肪率が運動選手並みになる事も夢ではありません。しかも、それが加圧トレーニングならば加圧トレーニング効果によるホルモンの分泌で、便秘や腸内環境も整えてくれる効果が得られるため、ダイエットのリスクもカバーしてくれます。

更に良いのは、このダイエットは眠くなりにくい事で知られており、また空腹感も少ないので集中してトレーニングが行えるという点です。ただ始めて間もない内は体が慣れていないためにフラツキを感じる事もあります。そんな時に高負荷のトレーニングは、危険性が高いのでお勧めできません。その点、加圧トレーニングは低負荷なのでリスクが少なく行え、時間的にも30分程度と時短なので効率が良いという事も利点に挙げられています。

特にメタボの人にはお勧めで、太っている人ほど効果が高いそうです。逆に痩せており中性脂肪がすでに低いと言う人は、加圧トレーニングのみで体を鍛える事がお勧めだと言う事です。

正しいケトジェニックダイエットと正しい加圧トレーニングとの併用で、健康で美しいボディを手に入れてみませんか。

まとめ

実は、ケトジェニックはそんなに目新しいものではなく、日本でもすでに「難治性てんかん」の入院食としては保険適用となっているものであるという事です。しかも、その歴史は紀元前500年頃の古代ギリシャで「てんかん」の治療食として始まっていた、というから驚きです。

元来、治療食であり日本に於いても医師が機能性医学に基づいて考案した「食事法」ですから、厳密には「ケトン比」という脂質や糖質を含む炭水化物、タンパク質の食事内での比率を算出して毎食を管理する、大変に面倒で手間のかかるもののようです。

加圧トレーニングも同様ですが、安易にダイエット法として自己流に走るのは危険が伴いますので注意しましょう。