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加圧トレーニング
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ダイエット目的で食後に加圧トレーニングを行っても良い?正しいタイミングとは

加圧トレーニングには筋肉を増やすという効果がありますが、脂肪を分解して燃焼しやすくさせるという効果もあります。そのためダイエットをしたいという目的で行っている人も非常に多いです。

トレーニングをする際には食事をどのタイミングですれば良いのかについて悩む人が多いかと思います。求める効果をきちんと得て、その効果を最大限に引き出すためには食事の前と後のどちらにトレーニングを行うのが良いのかについてまとめています。ダイエットをしたくてトレーニングを行っている方は、必見です。

食後に身体の中で起きていること

まず食事をした際に身体の中では、どのようなことが起こっているのでしょうか?私たちは食べ物を摂取しても、そのままの状態では身体の中に吸収することができません。身体の中で様々な臓器を通過しながら、吸収ができるような形に分解することを消化といいます。食事をした際には身体はこの消化を行うことを最優先にします。

口から入った食べ物は消化しやすくなるように小さくかみ砕かれ、唾液に含まれるアミラーゼによってでんぷんが分解されます。そして食道を通って胃に運ばれて胃液によってたんぱく質が分解されます。胃には食べ物を貯蔵することができますので、その後少しずつ十二指腸に運びここから本格的に消化が始まります。十二指腸には膵臓と胆のうがついていますが、膵臓からは沢山の消化酵素が分泌されています。ここで脂肪、たんぱく質、糖質が全て分解されることになります。

この後腸に運ばれて炭水化物をブドウ糖に、たんぱく質をアミノ酸に分解し、小腸では栄養素の吸収が行われます。その後大腸でも栄養素と水分の吸収がなされて、その残りかすが便として排出されるという流れになっています。

このように身体の中で食べ物の栄養素は色々な場所で分解されていきますが、ダイエットという視点で見ると問題になってくるのは糖質です。糖質は分解されるとブドウ糖に変化します。このブドウ糖が血管の中に入っていくと、15分程度で血糖値が上昇していき1時間程経つと最も高い状態になります。血糖値が高くなると、血糖値を一定に保つためにインスリンが分泌されてブドウ糖をグリコーゲンへと変化させてエネルギーとして利用しようとします。

ここで全てエネルギーとして使用されれば問題はないのですが、エネルギーの必要がなければそれを脂肪に変えて蓄積していってしまうのです。つまり必要以上に糖質を摂取して血液中にブドウ糖の量が多くなりすぎてしまうと、それは体脂肪となってしまうことになり、これが肥満の原因となります。近年糖質オフダイエットや低糖質という言葉をよく耳にしますが、これらは全て血糖値が急激に上昇することを避けることによって、肥満を改善したり予防するためのものなのです。

加圧トレーニングをしても良いのか

では食事をした後に加圧トレーニングをしても良いのでしょうか?食事をした後に運動をしてお腹が痛くなってしまったり、気持ちが悪くなってしまったり胃の調子が悪くなるといったことを経験した人も多いと思います。そのため食後に運動、ましてや筋トレのようなことをするのは避けた方が良いという意見の人もいます。

しかし食事をした後の運動は、身体に脂肪を蓄積することを防ぐ効果もありますので加圧トレーニングも含めて決して行ってはいけないということはありません。ただし食べた直後に行うということはおすすめできません。食べ物がある程度分解、消化されるまでには1時間程度の時間がかかりますので、この間に運動を行ってしまうと腹痛や吐き気など不快感の原因となります。

食事をした後、身体はまず食べたものを分解してエネルギーに変化させ、栄養素を吸収してその残りを排泄する消化ということを最優先にして行います。そして、いらないものを排泄物にと分ける作業が始まります。この作業にもエネルギーは使われますので、この時に運動をしてしまうと、きちんと消化する方にエネルギーを使用することができずに消化不良を起こしてしまうのです。

食事をした後に加圧トレーニングを行うこと自体には何ら問題はありませんし、加圧トレーニングは低い負荷で行うものですので身体への負担があまりありません。程よく負荷をかけて身体を動かすことによって身体の温度を保つことができ、臓器の働きも良くなりますので消化を促すという面で見ても効果的です。しかし、食後すぐのタイミングは消化することに最優先にエネルギーが使われるようにすることが望ましいので、1~2時間程度の時間を空けてからトレーニングを行うようにしましょう。

効果的なタイミングとは?

加圧トレーニングの効果を最大限に得るためには、どのようなタイミングが一番良いのでしょうか?ダイエットを目的として行う場合に最適なのは、食後ある程度時間が経ってからのトレーニングです。食事をしてから3時間程時間が経過すると、身体はエネルギーが少ない状態になります。その状態でトレーニングを行うと、身体はエネルギーを必要としますので身体の中にある脂肪をエネルギーに変えて使用しようとします。そうすると体内に蓄積されている脂肪が減少されていくことになり、ダイエット効果を得ることができます。

しかし完全にエネルギーがない空腹状態でトレーニングを行ってしまうと、筋肉を分解してエネルギーにあてることになってしまいます。食後3時間程度のタイミングではエネルギーもしっかりと体内にある状態ですので、筋肉にも影響なく脂肪を減らすことができます。

また食事の後すぐに軽い運動をすると、血糖値の上昇を抑えることができます。食事をするとその中の糖質がブドウ糖に分解されて、血液の中に流れていき、これによって血糖値が上昇します。この急激な血糖値の上昇が肥満の原因となりますので、軽い運動によって上昇を抑えることができるというのは非常に効果的です。食事をした後に身体に負担のかかりすぎる運動をすることはあまりおすすめでできませんが、加圧トレーニングは低い負荷で短い時間行う軽い運動ですのでこのタイミングでの運動に向いているのです。

しかしすぐとはいっても食事の直後は避けた方が良いです。上でも述べましたが、食事をした後すぐというのは身体は食べ物を消化しようとしています。この時に運動をすると、身体に大きな負担がかかってしまうことになります。エネルギーがトレーニングの方に使われて消化が上手くできなくなってしまうこともありますし、腹痛や胃痛など身体の不調の原因となる危険性もあります。加圧トレーニングに最適なタイミングは食後3時間程度たってからですので、それまでウォーミングアップの意味でもストレッチなどを行うようにしましょう。

まとめ

加圧トレーニングをダイエット目的で行う場合には、食べたものを消化するための時間をある程度取った後に行うというのがおすすめです。きちんとトレーニングの効果を得るためのタイミングとしては、3時間程空けた方が良いです。

また食後に軽い運動をすると血糖値の上昇を抑えることができ脂肪の蓄積を防ぐことができますので、軽い運動をするのがおすすめです。しかし食事をしてすぐに運動を行ってしまうと、消化の妨げになり消化不良になってしまったりお腹の痛みや胃の不快感が出てしまうことがあります。身体にも負担がかかりますので、この時間は無理をせずにストレッチなどの軽い運動をするようにしましょう。